悪玉菌は本当に悪者?
善玉菌の代表である乳酸菌群は、腸の中を酸性にし、多くの有害な菌からの攻撃を防いでいます。
なぜならば有害な菌は酸性状態にはめっぽう弱いからです。
「悪玉菌」はというと・・?
たんぱく質やアミノ酸を分解して、インドール、フェノール、アンモニア等の有害物質を生成します。
これらの有害物質が腸から体内に送られると、様々の臓器が障害を受けてしまいます。
この結果、老化や生活習慣病を引き起こしてしまうのです。
まさに悪玉菌は「悪者」かもしれません。
しかし、間違ってはいけないことがあります。
健康な人の中にも悪玉菌がいます。
要するに、悪玉菌は増えすぎると良くないのです。
悪玉菌の代表である大腸菌は増えすぎると悪さをしますが、ビタミンの生成や有害菌の阻害等、良いこともしてくれるのです。
結局はバランスが大切というわけです!
加えて、腸内細菌には「日和見菌」と呼ばれる細菌が存在します。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の中間のような菌であり、ふだんは人間に良いことをしていますが、
体調を崩すと悪い働きをしてしまいます。
ですから、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の腸内細菌のバランスを意識することが大事になります。
腸内細菌のベストな状態は「善玉菌たくさん、悪玉菌少々、日和見菌ほどほど」だと言えます。
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