「心の病」と腸内細菌
ガン細胞や外部からの病原菌をやっつけてくれる「免疫機能」は70%が腸内の腸内細菌が担っていることは前にも触れました。
では残り30%はというと・・?
これは「心」で決まるとされています。
そしてここでも腸内細菌が貢献しているのです。
なぜならば腸内細菌はセロトニンと呼ばれる「幸せ物質」を脳に運ぶ働きがあるからです。
「うつ」の原因の1つに、脳の中のセロトニンの減少が考えられています。
このセロトニンのもとになるのは、「トリプトファン」と呼ばれるアミノ酸になります。
「うつ」の改善にはこのトリプトファンというアミノ酸を含む食品を摂取することが大切になります。
乳製品、大豆食品、肉、魚等にはトリプトファンが豊富に含まれています。
そしてさらに大事なことがあります。
摂取したトリプトファンをしっかり吸収できるようにしてくれる腸内細菌がいないと脳に送られないということです。
腸内細菌は「心」にも密接に関係しているのです。
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