便の中には大量の腸内細菌が含まれているので、健康な人の良い菌を移植することにより、腸内フローラを整えることができるようです。
すでにアメリカでは、偽膜性腸炎という病気に治療法として導入されています。
偽膜性腸炎は抗生物質の投与により、腸内の良い菌が死滅し、クロストリジウム・ディフィシルという菌が異常に増加する病気(クロストリジウム・ディフィシル感染症)です。
糞便移植を1~2回行うことにより、およそ90%の方が完治すという結果が出ています。
健康な人の便でなければ意味がありませんので、便の提供希望者の4%しか検査に合格できないようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿