腸が栄養を作り出す!
人間は腸の中にある栄養分を吸収して、体の細胞を作っています。
肉や大豆などのタンパク質はアミノ酸に、米やパンなどの炭水化物は糖に、植物油などは脂肪酸に消化て吸収しています。
また、野菜などの食物繊維は大腸で腸内細菌が分解して、酢酸や酪酸などを作り出して、それを栄養分として吸収しています。
ですので、腸が栄養分を作り出していることになります。
また、乳酸菌などの善玉菌は、ビタミンBや葉酸なども作り出しています。
善玉菌が多いと、食べ物をさらによい栄養分に変換できるのです。
しかし、悪玉菌が多いと未消化のタンパク質などをエサとして、硫化水素やアンモニアなどの有害物質を大量に作り出してしまいます。
私たちは食べ物の栄養分だけではなく、腸内細菌が作り出したものも一緒に吸収しています。
ここで大切なのは、バランスの良い食事をするだけではなく、食べ物を受けとる腸を整えていなければ、せっかくの栄養分をしっかりと吸収できないということです。
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